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注目のトピック

入居者を受験生に絞り込み高稼働

シェアハウス成功の条件

ここ数年前から人気が高まり、今では恒例化しつつあるシェアハウスについて、「成功の条件」をテーマとした記事があったのでご紹介します。

以下、抜粋記事
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5年で掲載数2.7倍。供給過剰が顕著に
シェアハウス専用の仲介サイト「ひつじ不動産』を運営する某社によれば、同サイトに掲載している物件数は、オープンした2005年から現在までの累計で約2200件に上る。2010年には800戸だったので、この5年間ほどで約2.7倍に増えたことになる。増加の理由について、某社社長は「消防法と建築基準法がより厳しくなったことで法令面での不安が解消されたことが大きい」と話す。

シェア住宅の供給数推移(棟数)

少子化による需要減と相続税対策で続く新築供給という2つの要因で賃貸住宅の空室が増えていくと想定される中、当然シェアハウスも例外ではない。しかし、空室リスクを抱えつつも、通常の賃貸住宅より利回りが高く、メディアで話題になっているという表面的な理由だけで、投資家が飛びつきやすい。
新築にもかかわらず入居が決まらない物件が増え始めている。これに警鐘を鳴らすのはシェアハウスを運営・管理する某社社長だ。
同社独自の調査によれば、5月に完成した東京都内のあるシェアハウスでは、3カ月が経過した8月時点でも20戸中3戸しか入居していないという。管理会社が借り上げている物件で「5年、10年後に一体どうやって収益を得るのか」と懸念を示す。
シェアハウスの中で、新築でも入居付けに苦しんでいるのは入居者の交流を生む共有ラウンジなどがなく、水回りだけを共同で使用するだけの物件に特に顕著なようだ。シェアハウスは、水回りを1カ所にまとめられる分、首都圏でも利回りが9~10%と、5%前後のアパートよりも高く取れることに魅力を感じる投資家は多い。ただ、入居付けに苦しむ現状を考えると、想定の収支が現実的かどうかを調査したうえで購入するなど注意が必要だ。

駅から徒歩15分でも浪人生で常に満室
近年のシェアハウスの中にはコンセプトを明確にすることで入居者層を絞り込み、相場より高い賃料で貸せる物件も存在する。2015年にオープンし、満室稼働している「東大合格シェアハウス』もそのーつだ。
物件は西武新宿線「上石神井」駅から徒歩約15分と、最寄り駅から距離があることから、入居が決まりにくいことは目に見えていた。そこで、その立地がデメリットにならない入居者を考えた結果、通勤・通学の必要ない浪人生に的を絞った。
「東大」と掲げてはいるが、志望大学を限定しているわけではない。今年の春まで入居していた14人は、東京大学を中心に早稲田、慶応といった都内の有名大学や、地方の国立大学などに全員が合格した。入居当初は偏差値35だった浪人生が、偏差値65の大学に受かったというから驚きだ。入居者は、山口県など地方出身者が6割を占めた。地元では近くに予備校がなく、通うのにも一苦労という浪人生の需要もあった。予備校講師を招いて毎日授業を実施し、食事もバランスを考えて栄養士を雇って毎食提供するのが特徴だ。
賃料は8万円前後、共益費1万円に加えて、食費2万5000円と授業料8万円の×約20万円だ。内野匡裕社長は「自習の様子がお互いに見えることで、モチベーション維持にもつながったようだ」と語る。退去時に自分で考えることの楽しさを知ったと話す入居者もおり、満足度は高い。今年も14名が入居し、目標に向かって勉強に励んでいる。

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バーで広がる住み手の輪
町の雰囲気に溶け込む物件企画が当たり、20~30代の入居者でにぎわう物件もある。2013年にオープンして以降、9割以上の稼働率を維持している人気のシェアハウス『BACCHVS(バッカス)下北沢』だ。
物件のある下北沢には劇場やライブハウスも多く、若年層に人気の街だ。彼らはお酒を飲むことを楽しむようになる世代でもある。そこでリビングとは別にバーを設け、お酒やコーヒーなどの飲み物をたしなむ楽しさを共有できるようにした。昼はカフェ、夜はバーとして、遊びに来た友人に飲み物を振る舞うこともできるのが特徴だ。
京王井の頭線・小田急小田原線「下北沢」駅から徒歩7分の場所に立つ、全30戸のマンション。専有部分は5畳前後で、賃料は6万円~。管理費1万5000円と共益費1万円だ。バーは約24㎡。ワイングラスを複数個置いており、調光できる照明を設置している。
毎日のように利用者がいる。コーヒー好きの入居者は、人を招いては自分でいれたコーヒーを振る舞うのを楽しんでいる。「専用のバーがあることで、気兼ねなく好きなコーヒーをいれられるのが魅カ」と、入居者は話しているという。

求められるシングルマザー物件

満室であるにもかかわらず、運営難でコンセプトを変更せざるを得なくなった物件もある。某社が手掛けたシングルマザー向けのシェアハウスだ。
週2日タ方の3時間、子どものためにタ食を作ったり、面倒を見るチャイルドケアサービスを提供するのが特徴だ。賃料は1世帯につき8万円からで、光熱費やチャイルドケアの料金を含む共益費は2万円だ。4年前から3棟を開設してきたが、光熱費を共益費2万円の中で賄うことが難しくなり、2棟のコンセプトを変更することになった。
これまで3棟とも満室稼働しており、一時は入居待ちになったこともあった。入居者は、境遇が共通していることもあり、お互いに保育園の送迎をするなど助け合う場面も多く見受けられた。入居ニーズがあり社会的な貢献度が高いシェアハウスの閉鎖という現実を目の前にして、某社社長は無念さと疑念を呈す。

(記事の引用元:全国賃貸住宅新聞)
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アパートよりも利回りが高く話題性のあるシェアハウス
いかに消費者の求めるニーズを把握し、それに担うコンセプトを明確に提示できるか。 人気物件だからこそ、ターゲットの明確化が今後の明暗を分けることになるのは確かと言えそうです。