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「防災備蓄」事前にできること、しなければならないこと
防災備蓄といってもいろいろあります。これはいかにも防災備蓄品ですというようなものもあれば、普段からの生活においての備蓄品もあります。
そこには口ーリングストック法という考え方や代用法という考え方もあります。
特に前者は非常食を定期的に飲食し、使用した分を補充するため、常に忘れること無く防災備蓄の考え方を生活の一部にしていくことができる利点が挙げられます。いずれにしろ、ライフラインの復旧までがひとつの目安となります。
代用法は機転を効かした備蓄というよりはいざという時に行う方法です。是非、頭の片隅には入れておいて下さい。何か必要なものが無いときに代用品や代用する方法です。
また、一方において、「在宅避難」を前提とした防災備蓄の考え方もあります。
災害が発生しても自室が安全な状況であり、集合住宅が安全で倒壊、崩壊の恐れが無く、地域も高波、火災等の問題が無い場合という大前提があります。
避難しても避難所が決して安全の保障がされているわけではありません。今では一時避難所の要素が強く、早く通常の生活に戻る事が望まれるわけです。
そのため、ここでもライフラインの問題はあり、これを踏まえた防災備蓄が必要となります。極端な表現をすると、「晴耕雨読」そんな考え方も必要といえるかもしれません。
いずれにしても、ライフラインを無視した防災備蓄はできません。電気・ガス・水道を中心とした考え方が必要になります。
復旧速度を考えると電気が一番早く、次に水道・ガスの順番です。一般的に電気1週間、水道ー力月、ガス50日となります。この復旧速度は頭に入れておきましょう。
ここを基に考えると、特に水は生きるために絶対必要になります。そして、食事・食料をとるためには暖める必要があります。そのため、お湯にする熱源が最低限必要となります。特に、冬場であれば暖かさは大きな安らぎにもなります。またお風呂にも入り難くなるので、衛生面から考えても必須となることでしょう。
まず「命を守る為の備蓄品」と「生活を守る為の備蓄品」とに分けます。
大まかに前者は「資機材・地図・ハザードマップ」、後者が、「食料・防寒暑着・簡易トイレ」が中心となるでしょう。何が備蓄されているのかをリスト化することによって、消費期限や賞味期限を把握しておきましょう。当然ですが、一度は使ってみる事も重要です。但し、一回でも使用してしまったら終わってしまうものもありますので、その点は注意をしてください。
心掛けたいのは防災訓練もそうですが、防災備蓄も楽しみながらすることです。そして、考えながらその家庭ことに合った「備蓄」をする事が大切です。
次回は実際に備蓄品の内容について触れたいと思います。
一般財団法人日本集合住宅安全協会 鈴木健一理事長
1960年生まれ。84年、大京観光(現・大京)入社。
日本橋人形町一丁目開発組合理事、副理事長、「LM船堀」管理組合理事長、「LM八丁堀」管理組合理事長、「LSP西大島」管理組合理事長歴任。2008年一般財団法人 日本集合住宅安全協会 代表理事就任。