JR線 吹田駅が最寄り駅の3階建の物件です。
地震、台風などの被害により、複数個所にタイル割れや壁面のひび割れなどが生じており、この機会に全体の大規模改修工事を行いたいですとのご依頼を頂きました。
また、今回の工事で、エントランスのバリューアップに関しましてもご相談頂きました。
《 現状 》
地震や台風の影響により、タイル、壁面の欠けやひび割れ、
経年によるシーリングや防水面の劣化などが見受けられました。
《 足場組立 》
オーナ様のご要望にお応えすべく、
足場を組み立て、大規模な改修工事がはじまります。
《 クラック補修 》
剥離した壁面は、ハツリで周辺を撤去します。
下地材を塗布し、モルタルを剥離した箇所に充填します。
ヘラで形を整えて、完了です。
《 シール補修 》
既存のシールをカッターで取り外します。
下地材を塗布して新しいシーリング材を充填します。
ヘラで形を整えて完了です。
《 タイル補修 》
打診棒という道具でタイルの浮いている箇所を探します。
補修する箇所にテープを貼り付け、目地に穴をあけていきます。
あけた穴に樹脂を注入し、躯体とタイルの隙間を埋めます。
ピンを挿入して、目地を埋めて補修完了です。
《 塗装工事 》
高圧洗浄で汚れを落とした後は、塗装です。工程として、下塗り→中塗り→上塗りと3回塗り重ねます。
塗り重ねることにより、塗料の密着性を高めたり色の発色が良くなります。
また、鉄部はケレン作業によりサビを落とした後、塗装を施します。サビ止めを塗布後、主材を塗布していきます。
《 エントランスバリューアップ 》
既存のタイルを剥がしていきます。
タイルを剥がした部分に接着モルタルを塗り、新しいタイルを貼り付けていきます。
目地を埋め、しっかりと乾かして完了です。
オーナー様にご手案する前に、お建物をくまなく調査・点検させて頂き、補修方法や使用商材について、念入りなお打ち合わせをさせて頂きました。
バリューアップに関しましては、エントランスの第一印象をガラリと変えていくご提案をさせて頂きました。
エントランス部の仕上がり、地震・台風による被害個所の施工後について、オーナー様に「綺麗になりました。今後の工事に関しましても、是非トレジャーさんにお願いします。」とのお言葉を頂きました。
大切なお建物のお手入れに弊社を選んでいただき、ありがとうございます。
